ダイビング旅行におすすめスポット

スキューバダイビングを楽しむためのおすすめスポットは、タイ南部のシミラン諸島である。タイ南部のプーケットは、リゾートの島として日本人にも馴染みが深いが、プーケット空港から約90km北上したところにあるカオラックというリゾートはまだあまり知られていない。
ドイツ人や北欧人が多い静かなリゾート地であるカオラックから、車で15分のタプラム港から船で2時間ほど沖に出ると、エメラルドグリーンの透明な海が広がり、世界中のダイバーから注目を浴びるシミラン諸島がある。ジンベイザメやマンタを見ることができる日もある魚影の濃いシミラン諸島周辺は、国立公園に指定されているため雨季の5月から10月まではクローズとなり入ることができない。乾季の11月から4月までがシーズンで、特に2月3月は海の透明度も増すばかりか波もほとんどないためダイビング上級者でなくても十分に楽しむことができる。
9つの島で構成されるシミラン諸島周辺でのダイビングは基本船からエントリーするボートダイビングになるが、リクエストベースで8番の島などに上陸することや、シュノーケリングをすることも可能だ。日本でも沖縄などのきれいな海がダイバーの人気を集めているが、シミラン諸島は日本が冬のシーズンがちょうどダイビングシーズンとなるため、寒い冬から逃れて温かい土地でのダイビングを求めて訪れる日本人ダイバーもいる。ダイビング旅行の候補に是非考えてみたい場所である。